2016年10月16日
MapleLeaf CrazyJetバレル+ハイブリッドチャンバー+Prowinチャンバー

① Mapleleaf クレイジージェットバレル
② Mapleleaf ハイブリッドホップアップパッキン
③ Prowin アルミチャンバー
この3つを組み上げました。
まず、②のパッキンは、GBBやVSR用のバレルを電動ガンに使うためのものです。
VSR用のバレルは、入り口にブリッジがないタイプです。これをこのまま電動ガンに使うと、入口の剛性が不足し、ノズルがBB弾を押し込む時に変形し、エアー漏れを起こします。
つまり、このハイブリッドチャンバーホップパッキンは、バレル入口の剛性を確保した構造となっているのです。
さらに、最近のAST製によく見られるホップアップゴムの形状となっており、セット時の位置が安定すると共に、ホップ回転の精度が高くなっています。
これらの構造により、結果的に通常の電動ガンのバレル&パッキンよりもグルーピングが良くなりました。
では、組み上げを手順を追って説明します。

まず、バレル内部が割と荒れているので、旋盤にバレルをセットし、コンパウンドをつけた棒を使って約1時間ほど磨き上げました。
コンパウンドは2種類使いました。

磨き上げたバレルです。
内部がピカピカで気持ちいい~♪
このあと、切り欠き部分をフライス盤で○○&ゴニョゴニョ…(^_^;)
いろいろ加工しました。

トライ&エラーの積み重ね
試行錯誤の結果で得た形状です。
モザイクご了承ください。

仕上げはリューターに綿棒+コンパウンド。

そして、WAKOSフッ素オイル105を塗布。
やっぱりこのオイルは秀逸!

仕上げたバレルに②のパッキンを組みました。
矢印の箇所にたらふくシールテープを巻かないと、初速30mとかワケワカラナイことになります。
最初は、何故30mなのか意味不明で悩みました。

個人的にはProwinチャンバーを愛用しています。
しかし、ポン付けでは満足いきません。
上からテンションかけるレバーのクリアランスがあまいのが欠点です。
そこで0.08mmのアルミテープを左右両方に瞬接で固定します。

こんな感じ。
そして、バレルセットを組み上げます。
ここで問題は、バレルを固定するパーツの溝とバレルの溝のサイズが合っていませんので、プラパーツを加工する必要があることです。
ノギスで計りながら、少しずつリューターで削ります。

組み上げてノズル側から覗いた画像です。

Prowinチャンバー自体は、大きな加工はしていません。
Ω型のパーツは右左があるかもです。
覗きながら、調整する必要があります。

初速最高時が94m/s±0.3mです。
ホント、初速のブレが少ないのに感動しました。
外で試射したらきれいな弾道でした。
クレイジージェットバレルの効果か、かなり静かでした。
もう少し、セッティング詰めて、バリバリ使いたいと思います。
結論
Mapleleaf クレイジージェットバレル
Mapleleaf ハイブリッドホップアップパッキン
Prowin アルミチャンバー
このセット、かなりいい感じです(o^^o)
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