2015年03月31日
TROY メカボ オープン
29日のゲームで、G3SASのチューニングを承った。
オーナーの意向を組み、ある程度のメニューは固まったが、細部で少々迷っている箇所もある。
そのベンチマークという意味合いも込めて、先日からバラしていたTROYをサッサと組み上げてしまおう。
元々、このKA製TROYはヤフオクで中古を買ったのだが、メカボを開けてみて驚いた。
バレル長が130mmしかないのに、シリンダーは穴なし。つまりフルシリンダーだ。
法春が考えるシリンダー容量の概念は以下のとおり (あくまでも概念。係数なんか知らない。)
シリンダー容量 = バレル容量 × (抜弾抵抗×使うBB弾重量×スプリングの強さ) ← このカッコの中が1.5~3.5まで変動
抜弾抵抗が大きければ、BB弾が動き出すまで、つまりシリンダーにフタをした状態が長くなるので圧縮率が高くなる
使うBB弾が重ければ、同じ理由で圧縮率が高くなる
使うスプリングが強ければ、同じ理由で圧縮率が高くなる
あとはバレル内部でどれくらい加速させるかによって変わるだろうけど、狙う初速までどれだけ一気に加速させるかがポイントだと思う。
あとの味付けはどうにでもなるだろうし。
このTROYの場合、抜弾抵抗は高い。使うBB弾は0.2gオンリー。スプリングはPDI130%スプリング。
容量はバレル長の2.3倍にセットする予定。(若干変えるかも。)
ハイサイクル気味のするため、シリンダーの穴の形や大きさなどがポイントかな。
しっかし、このメカボ。
グリスがベトベトで洗浄が大変だ。
配線スペースを拡大することを考えて、明日からメカボそのものを加工していく。
それと、これ↓買った。
バレルやシリンダーのコーティング
昔からこれを使っている。
施工は面倒だと思うけど効果はあるので。
ノーマルパーツにコーティングしたほうがサードパーティ製よりコスパ高いんじゃね、思う。
施工の方法は適当。(換気は必須)
2015年03月28日
ダブルくらげホップ
マルイのVSRショートバージョンに組み込んでいるバレル
ファイアフライのなんとか…(´・ω・`)ワスレタ というバレルを使っている。
元々はくらげを1つ使うシステムだったが、飛距離と命中精度を上げるためにダブルくらげホップに改造している。
今回、青くらげを入れてリセッテュング。
比較的素直な弾道。
あとはホント腕次第。
2015年03月28日
でんでんむし M4用が…
先日、某ショップにTROY用つまりM4用のでんでんむしを買いに行った。
片道約1時間、渋滞をくぐり抜けてたどり着いたショップの店頭に、M4用はなかった。
「おいおいBaby、そりゃないぜ。まるでようやく口説き落とした女とデートだというときに、待ち合わせをすっぽかされた気分だ。」
そこで考えた。メロスはただただ黙って考えた。
昔のバージョン2メカボシリーズは、いろいろなところで共通性があったはず。
後ろポケットに忍ばせたXperiaでガンジニアのサイトにあったノズル寸法のページをチェック。
いける!
俺のひらめきが確信に変わった瞬間だ。
(おとなしくネットで注文して待てばいいものを…と思わないでもないが。)
わずかな寸足らずはタペットプレートの加工でなんとかなる。
パッケージを手にレジへと急いだ。
実は、MP5シリーズのでんでんむしを購入した理由はもう1つある。
KA製のメタルチャンバーはノズル入り口からのぞくとわずかに芯が2時の方向にずれている。
MP5ノズルはストレート構造で、M4ノズルのように段付きがない。
このチャンバーのズレを修正する加工は難しく、ノズル側の加工・調整が無難と判断していたためである。
これでグルーピングに関する懸念材料が1つ減ったわけだ。
2015年03月25日
「シリンダーヘッドパイプの絞り」と「給弾ノズルの絞り」に関する考察
考察シリーズなる独り言を書いているけど、このシリーズをアップするとPVが急増する…。
見当違いなことばかり書いているので、話半分で本気にしちゃダメよ~(笑)
さて、今回の独り言というか疑問点というか。
ネット上にある流速チューンでよく目にするのが「絞り込み」。
この絞りは大きく分けて2カ所の施工方法があって、1つは「シリンダーヘッドパイプの絞り込み」、もう1つが「給弾ノズル出口の絞り込み」。
これみんなどうやって内径の寸法設定しているんだろう。
この流速チューンの教祖様というか最初にネット上に拡げた方に聞いてみたいなぁ。
シリンダーヘッドパイプの箇所って、メインスプリングの強さを考慮しないと圧損というのかな?損失大きくないかな?
ピストンの上死点時の圧縮比を高めるためという視点だったら、内径φ4mmでいいんじゃね?
φ3.8mm以下って意味あるのか?
130%以下のスプリングだったら4mmでいいと思うけどなぁ。(ちなみにM130じゃないよ。PDIとかのスプリングのこと)
どうせ給弾ノズルとの隙間で広がって開放されるし。
んで、給弾ノズルの先っぽでφ3.8mm~φ3.4mmにオリフィスみたいに絞ったほうがいいと思うけど。
今度やる気と時間があるときに実験してみよ。
たぶんしないけど(笑)
2015年03月24日
2015年03月24日
インナーバレルでの加速 アウターバレルでの整流
<整流効果>
エアーガンで整流効果という謳い文句の製品はあまり信じていない。
ただ例外もある。
どこかが出していたAPS-2用のサプレッサーで、ネジ部付近、つまりインナーバレルの後ろからエアーを吸い込んで供給するタイプ
ちょうど水流ポンプみたいな感じ。
これは確かに装着するかしないかで全くグルーピングが違った。
このサプレッサーは整流効果あると思った。
M4シリーズの加速シリンダーを使ってインナーバレルが180mm~230mmの時、アウターが50mm長いと不思議とグルーピングが上がることも分かった。(この場合特にノズル径が割と重要だった)
<最小限のインナーバレル長>
それと、全く違うけどインナーバレルの短さを突き詰めたときに、どれくらいまで短くできるのだろうか?
ということをマルイのグロック26(だっけ?)で試したことがある。
ジャンクのバレルを5mmずつカットしていき、グルーピングの変化を見た。
結果、45mmまではそう変化がなかった。(当然、フロンガス使用で0.2gBB弾使用時。0.3gは少し違ったけどここでは書かない)
では、初速95mまで加速するのに必要な最低限の長さは?
これはクルツで昔、実験した。
4つの異なるシリンダー容量とかなり強力なメインスプリング5本を使った結果、興味深い結果が出てきた。
たまたま室外に初速計を設置してチマチマ実験していたが、初速と飛距離は純粋に比例しないことが分かった。
流速チューンについて、いろいろな諸説があるけどそれについて細かくは分からないし、語れない。
けど、この実験結果から推察されることを基に、ある仮説が見えてきた。
面ホップとか長かけホップとか言われる仕様についても、なぜ効果があるのかということがある程度イメージできる。真実かどうかは分からないが。
<抜弾抵抗とホップ回転>
BB弾上部から圧力をかける現在のホップ仕様は、2つの要素を持っていると思う。
1つはホップ回転をかけるためのもの
もう1つは抜弾抵抗を変えるもの。けどこれはノーマルではクルツでしか意味をなさなかった。
これをコントロール要素に加えたものが、面ホップや長かけホップ系だと思う。
いま、チューニングポイントとしてあれこれトライしているのが、この2つの要素を分けて、別々にコントロールできないかということ。
半分は成功したが、半分は失敗。失敗した結果は強烈な右カーブだったり左カーブだったり…。
簡単に言えば「調整ができない。」
まぁ、ボチボチやっていく。
成功したときのイメージは「0.2gBB弾なのに低進弾道。」
先は長い。
2015年03月22日
BABY METAL (SU-METAL)
法春はメタル系やハードロック系が好きっす。
かなり古いけどVOW WOWが特に好物。
人見元基のヴォーカルが悦に入るっす。今でもよく車でガンガン聞く。
そこにしびれる、あこがれるぅ。
けど、最近気になるメタルが…。
BABY METAL 特にSU-METAL!!!!
最初は「?」何これ…。美味しいの?的な目線だったけど、「紅月(あかつき)」聞いたらツボった!
X-japanの紅へのオマージュ?
2015年03月22日
電動ガンのメインスプリングに関する考察2
とりあえず手持ちのスプリング軍団
これで全部ではないんだけど、とりあえずストックの半分。
古くて懐かしいスプリングもたくさん。
まともに組んだら違法銃間違いなしなものもたくさん。
ショートバレル用ということでキープしてたのよ~。
全部エイジング(?ブルーイング?)慣らし済み。
上は全密着(スプリングガイドに差してピストンを被せて、最後まで押し込んだ状態での測定)4㌔から、一番下は全密着11㌔。
これ見たら分かるように、スプリング全長(これ自由長っていったっけ?)が違う。
上死点時の圧力は全密着時が強くとも異なるという推測の根拠は、この全長と荷重のばらつき。
電動ガンの特性として、ピストン上死点時にはBB弾は動き出している。(ノーマルと面ホップ系では、どれくらい動いているかは異なる…はず。)
ならば、上死点一歩手前のスプリング荷重がBB弾を押し出すトルクに直結しているはず。
BB弾0.2gと0.3gでは、この抜弾直後から上死点までの加速度が違うだろうし、この初期の加速度が重要ジャマイカ。
流速チューンの肝は「いかにして加速させるか」だと思うので、このバネ全長って大切じゃね。
2015年03月22日
電動ガン バレルの固定方法に関する考察
今回の独り言は電動ガンの「バレルの固定方法」
(M4系ね)
多くの人がバレルの固定については先端とホップチャンバー部の固定だけでは?
けど、フルオートで連射しているときに発生する振動がバレルに伝わり、アウターバレルとインナーバレルの隙間(0.3mm程度)分振動していないだろうか?と考えている。
一番最初は、旋盤でインナーバレル外周にOリング用の溝を切って固定してみた。Oリングのサイズ選定と溝の深さなどの問題からか、良い結果がでなかった。
次に、外周を深さ0.3mm、幅3mmの溝を切り、マスキングテープを溝の両端に1周巻いてこれをガイドにシリコン充填剤を塗布。
乾燥したらシーリングテープを1周巻いてコーティング。
これを5cm刻みで施工。
この加工でフルオート時のグルーピングがずいぶん良くなった。
バレル内部でのバウンドも綺麗に定位置で収まった。
やはりアウターとインナーのクリアランス内での振動が弊害になっていると考えられる。
(M4系ね)
多くの人がバレルの固定については先端とホップチャンバー部の固定だけでは?
けど、フルオートで連射しているときに発生する振動がバレルに伝わり、アウターバレルとインナーバレルの隙間(0.3mm程度)分振動していないだろうか?と考えている。
一番最初は、旋盤でインナーバレル外周にOリング用の溝を切って固定してみた。Oリングのサイズ選定と溝の深さなどの問題からか、良い結果がでなかった。
次に、外周を深さ0.3mm、幅3mmの溝を切り、マスキングテープを溝の両端に1周巻いてこれをガイドにシリコン充填剤を塗布。
乾燥したらシーリングテープを1周巻いてコーティング。
これを5cm刻みで施工。
この加工でフルオート時のグルーピングがずいぶん良くなった。
バレル内部でのバウンドも綺麗に定位置で収まった。
やはりアウターとインナーのクリアランス内での振動が弊害になっていると考えられる。
2015年03月21日
KA-TROY インドア用チューン1
PMCが一段落(といっても、微調整と改修は終わってない)したので、インドアで使うTROYをチューン。
数年前にヤフオクでゲットしたもの。
とりあえず分解したけど、バレル長が130mmしかないのに、フルシリンダーとか此如何に。
この銃のカスタムで軸になるのはメインスプリング。
(銃に寄ってはホップ部分だったり、シリンダーヘッドだったり、ノズルだったり。)
今回はPDI130%スプリング。
頭を悩ませているのはピストンセッティングとシリンダー容量。
ピストンは細かい調整を詰めていないだけなので、そこまで大きな問題はない。
ここ数日悩ませているのはシリンダー容量のほう。
左から右にシリンダー容量が減る仕様
(実際に使うときはフライスでポート形状変えるよ~)
「130mmバレルだったら、これでも容量過多じゃね?」と多くの人は思うはず。
けどね、これでよいのよ。
上死点まで一気に圧縮してパンパン行きます。
PDI130%スプリングの特性とノズルのセッティングで、経験上これで0.2gで初速93くらいなはず。
サイクルをあまり落とさず、セミの切れもソコソコ重視したい万能型の銃にするのがTROYのコンセプトだから。