Twitterでは、本家イカ本舗さんのクリスベクターの出荷について、様々なことが書かれていますね。
お盆近くまで出荷が伸びた、初回出荷数が問屋にどうのこうの…。
需要と供給、告知と対応、これまでの経緯などが何かとゴニョゴニョ。
まず、貧乏人のエジは、とても本家さんのベクターは買えません。
というか、最近では「コヨーテのクリスベクターでも十分じゃね?」と本気で思っています。
(け、決して負け惜しみじゃないんだからねっ)
エジがカスタムしたコヨーテ クリスベクター↓
飛ぶし、レスポンス良いし、当たるし。
必要十分条件を満たしているので満足です。
そんな、コヨーテのクリスベクターですが、ヤフオクを中心として流通しております。
うれしいことに内部パーツも供給されています。
訴訟問題に発展しない限り、しばらくは安心かな?
タペットプレートだけは買っておこうかな。
少し前に、Twitterでコヨーテのクリスベクターを買われた方からご連絡があり、内部のリファインを依頼されました。
この方、本当に礼節を分かられている方で、Twitterのお写真からは想像つかない(失礼!)くらい、感動的なお心配りをされる方でした。こちらが社会人として勉強になりました。
こういうのに弱いエジは、喜んでお手伝いさせていただくことに。
今回のチャプターは、コヨーテのクリスベクターを購入したはよいが、調子が悪い、もしくは、これから買ってみようかな?買ったら内部調整しなければならないけど…分解は不安だ。といった方、向けに主に「バラしかた」を書いてみました。
(バラすだけでは芸がないので、少しノウハウを加えつつ)
では早速!
クリスベクターをバラす前に、1つ注意点を。
アウターバレルとメカボックスの接続方法に難があるため、アウターバレルを回転(ネジ)させると、弾が飛んでいく方向が変わります。
曲がるのではなく、直進方向がズレるのです。
自分のベクターでは半ば強引に調整したのですが、若干左よりに寄る傾向があります。
アウターバレルをねじ込んでいくと、左に寄るので少し緩めて直進の位置にて固定しなければなりません。
インナーバレルが短いために、この調整は実際に弾を撃つか、写真にあるバレルに差し込むタイプの調整器具を使うことになります。
エジは、このレーザーポインターで直進位置を出しました。
ちょっと前に買ったので値段は覚えていない…。
こんな感じでレーザーが出ています。
このようにインナーバレルに差し込んで、センターを出していきます。
画像が横で申し訳ないです。
実際は、もっと長い距離でセンターを出しました。
ポインターが見えなかったので、感じだけでも…。
この機体はアウターバレル六分の一回転、戻しでセンターがでました。
これで一安心。
一度バラすと、このセンターだし出来ませんので。
では早速分解にかかります。
最初に、フロントサイトを外します。
ここの六角ネジを完全に外してください。
ネジを抜かないと外れません。
すると、フロントサイトの下にネジが隠れています。
これを外します。
トリガー関係の調節をする場合は、リアサイトも外してください。
このトップレールの下に、トリガーユニットのネジが隠れています。
バッテリーを入れるフタのピンを抜き取ります。
一方からしか抜けません。
こちら側から押し込んで抜くことになります。
このピンもメカボックスを貫通しているピンですので抜き取ります。
フロントサイトの下に隠れていたネジを抜きます。
トップレールが、このようにズレます。
リアサイト下のネジです。
トリガーユニット固定ネジです。
メカボを外すためには、このネジも外します。
反対側のこのネジも外します。
バッテリー収納スペースの様子です。
赤いコネクターが見えます。
この配線が細くて、断線しやすいので、ここから先の作業は、ゆっくりやってください。
ネジを外したら、ゆっくりアンダーフレームを「少しだけ」下に外します。
コッキングレバーが、この時点で外れます。
バネが、このようにセットされていますので、飛ばして紛失しないように注意してください。
バレルの上にあるフタを、前方に外します。
少し開いた隙間に、細いドライバーなどをいれて、前方に引き出します。
このような感じです。
完全に外れました。Gen2ですので、ライトマウント用の穴はないとのこと。
裏返して、アンダーフレームを外します。
基盤が見えますよね。
このあたりの配線が細いので、切らないように十分注意してください。
この配線が切れやすいです。
特に組み込む時が要注意です。
トリガー系のコネクターを外します。
少し配線をたぐり寄せて、ゆとりを持たせるとよいです。
メカボックスを外すための最後のネジです。
マイナスドライバーで両面から緩めてください。
このネジを外すと、ピストンガイドレールに穴が直結しています。
グリスを注入するときは重宝しそうです。
裏側のネジです。
モーターマウント&バッテリー収納スペースのフタのネジを抜きます。
裏返して、ゆっくりとメカボックスを少し抜き取ります。
配線が抜きにくいときは、無理してメカボックスを引き抜かないでください。
まず、ペンチでモーターに刺さっているケーブルを引き抜きます。
ケーブルガイドからモーターにつながっていたケーブルをゆっくり抜きます。
バッテリーとつなぐケーブルもガイドから外します。
そして、トリガー系のケーブルを慎重に…。
ガイドから外します。
この時点でメカボックスを留めているネジを外すほうが安全かもしれません。
ようやく外れました。
今回はトリガーユニットを外します。メカボだけの調整時は、ここからの作業は不要です。
セレクターのネジを外します。しかし、注意してくださいね。
セレクターの裏にクリック用のピンとスプリングがあります。
紛失しやすいです。
セレクターを外すと、このプレートが外れます。
アンビタイプなので反対側も同様の作業が必要です。
こちらも…。
なくさないように。
トリガーユニットの2本のネジはセルフタップネジです。
そして、こちら側のセレクターのネジを「この位置」で外して…。
こんな感じ。
反対側から抜きます。
組み付けるときは、決められた角度があるのでご注意を
トリガーを後ろから押して
抜き取ります。
こんな感じ
マイクロスイッチが見えます。
トリガーを引くと、このように押されて通電します。
オフはこんな感じ。
さて、メカボックスが抜けました。
少しはお役に立てましたか?
こんなに真面目にブログ書いたの、初めてかも…。
次回は、メカボックスの分解と簡単なカスタマイズを書く予定です。
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