2017年08月16日
コヨーテ クリスベクター KRISS VECTOR (ARES) chapter17
コヨーテ クリスベクター ファンの皆様、こんにちは(^_^)ノ
お盆休みも終わりつつあります。
エジはお盆休みほとんどありませんでした。
昨日1日だけ休日いただきましたが、カレンダー通りの仕事です(T_T)
ゆっくり朝寝がしたい。
さてさて依頼品であるコヨーテクリスベクター。
今回はギア周りです。
オーナーさんのご注文は①グルーピングの向上、②できるだけ静かな銃、③ショートストロークトリガー、という3つのオーダーです。
「できるだけ静かな銃」を目指すには、基本的にはギア周りのシム調整をキッチリやることですがコヨーテクリスベクターのメカボ、案外シム調整というかギア周りが難しいです。構造的な問題なのかな?
私個人のクリスベクターはこの辺りは割り切って、ウルサい仕様です(^_^)ノ
(今度、ちゃんとセッティングだそうっと)
コヨーテ クリスベクターはARESっぽい(?というかそのものですが)セクターギア磁力検知システムです。
当然、カットオフレバーはありません。
ということは通常の電動ガンのシム調整と異なり、かなり大胆なシム配置が可能です。
作業内容としては、軸受けの再接着から行います。上側のメカボのスパーギア軸受け穴がほんの少しバレル側に偏っていましたので修正して再接着しています。
次にシム調整です。
セクターギアの下側にカットオフレバーがないため、3つのギア全体を少し浮かせ気味にレイアウトしました。
今回は3つのギア下を0.2mmから0.1mmずつ増やしていき、それを基本としてズラしてみたり、戻してみたりしました。
それから根気強~くシムを入れてはクリアランスみたり、ある程度決まったらモーター組んでノイズやサイクルの様子見したり。
何通り試したかは途中から数えていません。(苦笑)
《最終セッティング》
セクター上 0.2
セクター下 0.5
スパー上0.3大きめのシム
スパー下0.5
ベベル上0.13
ベベル下0.5
ベベルギアはマルイ純正 次世代ギアへ交換
3つのギアの下は全て0.5mmシム
という結果になりました。
もし万が一、ギアトラブルでオーナーさんが交換を要することになったとしても、何らかの方法で入手・交換可能な環境にする必要があります。
コヨーテ クリスベクターのギアはヤフオクで現在入手可能です。
マルイ純正 次世代ギアもショップで買えます。
これがZCの13:1ギアに磁石取り付け加工していたら、かなり面倒なことになりますのでレスポンスupは魅力的でしたが見送りました。
また、逆転防止ラッチとノーマルベベルギアの噛み合いが非常に薄く、正直「なにも考えてないだろ?」レベルでした。
そこで、マルイ純正 HCギアと次世代ギアを用意し、ノイズが小さかった次世代ギアを採用としました。
次世代ギアがわずかにギアの歯が厚いです。
これでなんとかギア周りは終わりました。
久しぶりに手間取ったシム調整&ギア調整でした。
さて、次回はモーター編です。
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