2017年07月26日
LONEX A2 メンテナンス&シルバーブラシ
チームメイトや一部の方から、フィールドでの呼び名とブログのハンドル名が一致せず、分かりづらい!というご指導がありましたので、ハンドル名変えました。
ゴメンナサイ。
さて、ようやく梅雨も明け、夏らしい気候になったのは良いのですが、そんななかでも汗塗れ+加齢臭まみれになるのを覚悟の上で、フィールドを闊歩されているサバゲ愛好家の方々、本当にお疲れ様です!
私も悪臭をばらまくことなど気にもしないオヤジゲーマーとして、後日(決して翌日ではない)襲われる筋肉痛に悩まされながら、家族サービスを求める家人の視線を後頭部に感じながら、精進しております。
精進にならない無駄な足掻きも、幾重にも重ねてくると、自分の年老いたカラダ同様、愛銃も不調をウェーイと訴えてきます。
G&G プレデター改(FCUはTITAN)
別名「鬼畜外道2号機」(命名者りょーたー君)
エジのメインの銃です。
この銃のメカボは、基本的に半年に1度程度のオーバーホール仕様、つまり、あまりメンテナンスしないでもいいようにしています。(バレルとチャンバーは結構、メンテナンスしますけど)
しかし、メカボは良くても流石にモーターはダメでした。
アクティブブレーキの機構、セミオートしか使わないスタイル、11.1vリポバッテリーというモーターには過酷な環境で、よくもここまで保ったというのが正直なところです。
ブラシも耐用できる長さ以下になっていましたので、今回はモーターのメンテナンスを行いました。
私の小遣いから考えると非常に高価なLONEX A2モーターですので、大切に扱いたいと思います。
ラベルは剥がしていますがLONEX A2。
表面についているにはゴムの断片です。
トリガーを引いた際にモーターが変に回転しないようにゴム片を接着しています。
まずは、ピニオンギアを外します。
いまは便利ですね。
EG-560 EG-700などがメインだった頃に、エナメル線を手巻きしたカスタムモーターを作ろうと思ったら、最初にピニオンギアをどうやって外すか頭を悩ませていました。
よい世の中になったものです。
外したついでに、タワー内部のベアリングの掃除と注油を行います。
今回使ったオイル
奮発しました。
WAKOS フッ素オイル105
ピニオンギアを外したら、サクサクエンドベル周りの分解をします。
スプリングも少し経たっていますが、それ以上にブラシが短くなっています。
新品のシルバーブラシと比べると、約半分の長さ。
酷使した結果です。
エンドベルを分解する前に、リューターでマーキング。
磁石と電極の方向を間違うと問題ですので、エンドベルと本体の缶にマーキングしました。
エンドベルとストッパーです。
モーターの心臓部、ローターです。
(なんかHなネーミングだと思ったアナタは心が汚れています。←お前だ!)
見て気付かれた方も多いと思いますが、巻き芯であるコアが斜めになっている「スキュー」タイプのコアです。
LONEXが高性能である秘密の1つは、このスキュータイプのコアであるからだと思います。
さて、ブラシとローターが接触する「コミュテーター」(だったかな?)が、偏磨耗し、汚れています。
せっかく新品のシルバーブラシに交換するのですから、できるだけ新品に近い状況まで戻してあげたいものです。
そのような時に使うのが、この「コミュレーズ」(だったかな?第二弾)
旋盤の要領で、薄くコミュを切削し、通電効率を戻してあげるツールです。
元々はラジコン業界では普通に使われていたツールですが、ブラシレスモーターの普及と共にあまり姿を見なくなりました。
エジはラジコンにドップリハマっていたというわけではなく、電動ガンのモーターメンテナンス用に持っています。
作りはシンプル。
ゴムのリングで駆動用のモーターの力をローターに伝える仕組みです。
この偏磨耗したコミュ(T_T)
このあと、レーズの台座の調整をして切削開始です。
その結果、あら不思議(笑)。
このようにピカピカ!です。
このあと、電極の間の溝を爪楊枝で掃除します。
新品のシルバーブラシを組み付けます。
ちなみにこの画像は、ブラシのO型電極金具とネジの向きが間違っています。
金具を折り曲げるということを念頭に置いて、ネジを通します。
このような感じですね。
さて、あとはピニオンギアを組み付けて、しっかりと慣らしをして、銃に組み付けました。
レスポンスも良くなり、音も低くなりました。
高性能モーターをメンテナンスするには、それなりの手間と道具が必要です。
ご参考になれば幸いです(^-^)
さて,週末はサバゲ行けるかな~♪
2017年05月10日
トリガーレスポンスって…(・ω・)
トリガーレスポンスについての独り言
今回は妄想というか勝手な独り言。
主にサバゲでは電動で芋砂が多い。動けるときは動くけど、アラフィフの老兵にはつらいのよ。
この前の豚小屋夜戦インドアでは、20代の若者に電ハンでやられっぱなし(笑)←下手なだけ
んで、時々はカラダに鞭打ってインドアで頑張るけど、芋砂のときもインドアのときも、トリガーレスポンスが気になる。
巷で言うトリガーレスポンスがよい電動ガンって、どんな銃なのかな?
セミオート限定で考えてみた。
① トリガーの遊びがほとんど無く、引きしろというかストロークが短い。
② モーターのトルクが大きく、ギア比が適正。
③ ギアがピストンを引き始めて、上死点→下死点→上死点までの時間が短い。
④ モーターへの電源がカットオフされてから、次に発射されるまでのタイムラグが短い。
大きく考えて、この4つがメインタスクかな?
①に関するチューニング
ノーマルの電動ガンにおけるトリガースイッチのストロークを短くする加工は、カットオフレバーの作動範囲の問題で、できないことはないけど面倒くさいレベル。私の場合はFCU(ASCUとTITAN)を導入して対応している。トリガーの感触としてはASCUが好み。Jefftronも悪くないけど、トリガーに過剰な力がかかると基盤破損するのが難点。
②に関するチューニング
これはモーターだけではなく、バッテリーの電圧や放電特性、配線の抵抗(太さ)も絡んでくる。これに加えて、できるだけトルクがあるモーターを使うことが大事だと思う。バッテリーはリポの11.1v。ギア比はとりあえず13:1。モーターはLonex
A2使っている。今、制作中の銃はブラシレスモーターを導入予定。
DSGを使えば圧倒的にレスポンスは良い。けど、個人的にストロークが短くなるDSGは不採用。弾道が個人的に好みでないだけ。正直、DSGを使い切れる腕がないのよ。←本音。
③に関するチューニング
ピストンの往復運動でピストンを引くときにはピストン重量は軽く、スプリングは弱いほうが当然早く引ける。しかし、ギアがピストンの最後のギアを引き終わった後はスプリングが強いほうが前進スピードは高いし、ある程度ピストン重量はあったほうが効率よく空気を圧縮できる。
この相関するバランスは昔から悩ましい問題である。ただ、思うに、普通はピストンを引くスピードよりもスプリング解放時に前進するスピードが速いと思う。スプリングが弱い場合など、ピストンの前進スピードが遅いと、セクターギアの歯が前進途中のピストンラックギアと衝突してギアクラッシュする可能性が高まる。2つ目の歯を削ったりするのは、これを防止するための加工。
また、シリンダーの内部に効率よく空気を吸い込むこともポイントだと思う。ピストンヘッドの後方吸気穴やスリットの幅なども、できるだけ大きい方が吸気抵抗は低く、吸気効率が高まる。
加速シリンダー(穴あきシリンダー)の場合は、穴の位置や大きさもピストンの往復運動に影響を及ぼす。
④に関するチューニング
これは…。どうなんだろう。よく分からない。たぶん、バッテリーの電圧落ち込みがどれくらいなのかということや、プリコック機能の有無なども関係してくる。
③に絡むことなんだけど、メインスプリングを強くすると、初速調整の問題からバレルが短くなる。グルーピングを考えると、ある程度バレルの長さはあったほうが弾道は安定するっぽい。最近は個人的な見解として16㎝は欲しいなぁ、と思う。
銃のカスタムってバランスが難しいと最近よく思う。
2017年05月06日
G&G プレデター全面改修したった
久しぶりのブログ更新っす
仕事などなど諸々忙しいという言い訳していいですか?(・ω・)
G&Gプレデター、使いっぱなしでノーメンテ(約1年くらいかな?)だったのですが、流石にカットオフレバーの磨耗によるバースト現象やピニオンギア周りのノイズなどが気になり、オーバーホールしました。
シリンダーグリスは安定のスリックハニー。
しかし、混入するチリやホコリなどは避けられません。
いろいろ考えて、PDIパルソナイトのフルシリンダー→マルイノーマル+容量調整のボーリングシリンダーに換装。
きれいにシリンダーヘッド周りも洗浄しました。
このプレデターはシリンダーヘッドのパイプについては絞り入れていません。
ピストンはAOE調整を兼ねてワッシャー2枚入れました。これで重量増。
ピストンヘッドも一部加工。
ギアはSHS16:1+マルイHCベベルギアのまま。磨耗も許容レベル。シムは一部変更。
13:1ギアを使うとクラッシュしそうなので、サイクルは控え目に。
レスポンス的には13:1なんですけどね。
ノズルはでんでんむし。
これも絞りなし。
スプリングは古のPDI180%スプリング。
M120クラスと同じくらいのテンションかな?
カットオフレバーを手持ちのシステマのヤツに交換。
ここまで組んで、モーターつけて動かしてみたら…(・ω・)?
セミしかならない。
しかも、2点バーストのみ。フルオートが死んでる!
ガーーーーーン(T_T)
セレクターの位置を検知するダクトスイッチがお亡くなりになられたようです。ありがとうございました…(・ω・)
思いっきり凹んで1日放置プレー(;_;)
G&Gにパーツオーダーして届くまでの手間やらイロイロ考えた結果。
「虎の子のGATE TITAN導入!」
個人輸入してストックしていた秘密兵器(笑)
これまでに4丁組んでいるので、インストール自体は問題なし。
まずはトリガーの動きを制限するストロークキャンセラー加工して、サッサとタイタン組みました。
プログラムアップデートしたもののの、やっぱり消費電力はハンパないです。
午前中にバッテリー1本使いきりました。
まぁ、私がセミオートしか使わないからというのもありますが、タイタンは大食らいっぽいです。
過度のアクティブブレーキやプリコック機能は使わず、コントロール重視の方向性で。
ホップ周りについてはまだまだ改善点が残っていますが、充分使える静かな銃になりました。
昨日は豚小屋フィールドに参戦&運営(進行)。
電動でスナイピングしまくていました。
参加された皆様、お疲れ様でした。
今夜は豚小屋夜戦開催です!
しばらく、この状態で使ってみます。
2017年01月13日
新型ホップVer3.0
更新、放置プレーしていました。
仕事が究極忙しくて、イジメかいな?と思ってしまうレベル。
正月明けてやっと落ち着きました。
年度末、また忙しくなるんだろうなぁ。
GATE TITANも後回し。
クルマのフルコンと同じで、ある程度現物のセッティングが出てから、最後に組み込む予定だったので。
さて、私のイメージの世界の中でずっと試行錯誤していた新型ホップ機構Ver3.0。
ようやく施工工程に目処が見えてきたので、これまた試行錯誤×100作ってみました。
出来上がった新型ホップ機構Ver3.0は一言でいうと抜弾抵抗スペシャル!
ホップ回転かけるためのホップシステムと抜弾抵抗をかけるためのホップシステムのバランスを見直して、直進弾道の距離をあげることができました。
(∀`*)ゞイヤァ苦労した!
まだまだ完成形と断言できる状況では無いのですが、これからセッティングを詰めていきます!
これが新型ホップVer2.0。
ぱっと見わかりにくいっすね。
2016年10月24日
電動ガンのホップパッキンについての検証1
週末にかけて、これまで徒然書いてきた内容(仮説)について、一部検証を行ってきたことを書いていきたい。
電動ガンにガスブロやVSRタイプの切り欠き仕様であるバレルを入れてみた。
目的は
①「ノズルが押し出したBB弾が毎回、定位位置にセットされているか」
②「ハイブリッドチャンバーの特徴であるホップ回転をかける凸部(以下、凸部)の形状は有効であるか」
という2点を検証するためである。
これは電動ガンではなくG17用のPDIパルソナイトバレルである。
ダイアモンドツールとゴム砥石で切り欠き部を縦長に拡大した。
ホップチャンバーは、うましか甘口を使っている。
検証用というより、比較用といったところか。
検証
①「ノズルが押し出したBB弾が毎回、定位位置にセットされているか」
さて、この仮説については、まずガンジニアがYOUTUBEにアップしている動画が発案のベースとなっている。
その動画とは、電動ガンのノズルの動きをハイスピードカメラで撮影した動画である。
ノズルが前後運動をする中で、タペットプレートがセクターにあるカムから解放されて、スプリングの力で一番前に前進した後、バウンドして跳ねていた。
このことが通常の電動ガンで発生しているならば、ホップチャンバー凸部付近でBB弾が定位位置に収まらずに毎回微妙なズレを生じていると考えた。
ノーマルのホップでは凸部とノズル前進位置の間にわずかな隙間(クリアランス)がある。
特に軽量弾0.2gBB弾を使う場合は、アームからの押し出しが少なく、クリアランスは大きくなる傾向にある。
ハイブリッドチャンバーの場合は、その構造上、ノズルはBB弾を押し出す力はノーマルよりもかかる。
力がかかると言うことは、先に述べたノズルのバウンドが抑えられる。
実際にセミオートで発射される前の弾丸位置を銃口側から測定すると、ほとんどクリアランスは認められない状況であった。
このことから、ハイブリッドチャンバーはBB弾を定位位置にセットしていると考えられる。
実際にG&G0.25g弾での弾道は素直で、40mで幅15cmのパイプに快調にヒットしていた。
しかし、トラブルというか欠点があった。
数発に1発、弾道が暴れるのである。
これについては、チャンバーゴムの弾性が問題ではないかと予想している。
②「ハイブリッドチャンバーの特徴であるホップ回転をかける凸部(以下、凸部)の形状は有効であるか」
これについては、BB弾の重量で左右されないように0.2g 0.25g 0.28g 0.33g の4種で測定した。
結果から書くと、素晴らしい弾道であった。
弾の精度に依存するが、飛距離・グルーピングともに満足行くものであった。
スコープのレティクルを沿う弾道で、大変素直なだんどうであった。
このことから、凸部の形状は最後は△の収束型が有効であることが明らかとなった。(画像は参考例 2点ホップよりも、弾道特性は有効であると考えられる。)
さて、今後はハイブリッドチャンバーゴムの剛性調整やバレル切り欠きの詰めを進めていきたいと思う。
2016年10月16日
MapleLeaf CrazyJetバレル+ハイブリッドチャンバー+Prowinチャンバー
① Mapleleaf クレイジージェットバレル
② Mapleleaf ハイブリッドホップアップパッキン
③ Prowin アルミチャンバー
この3つを組み上げました。
まず、②のパッキンは、GBBやVSR用のバレルを電動ガンに使うためのものです。
VSR用のバレルは、入り口にブリッジがないタイプです。これをこのまま電動ガンに使うと、入口の剛性が不足し、ノズルがBB弾を押し込む時に変形し、エアー漏れを起こします。
つまり、このハイブリッドチャンバーホップパッキンは、バレル入口の剛性を確保した構造となっているのです。
さらに、最近のAST製によく見られるホップアップゴムの形状となっており、セット時の位置が安定すると共に、ホップ回転の精度が高くなっています。
これらの構造により、結果的に通常の電動ガンのバレル&パッキンよりもグルーピングが良くなりました。
では、組み上げを手順を追って説明します。
まず、バレル内部が割と荒れているので、旋盤にバレルをセットし、コンパウンドをつけた棒を使って約1時間ほど磨き上げました。
コンパウンドは2種類使いました。
磨き上げたバレルです。
内部がピカピカで気持ちいい~♪
このあと、切り欠き部分をフライス盤で○○&ゴニョゴニョ…(^_^;)
いろいろ加工しました。
トライ&エラーの積み重ね
試行錯誤の結果で得た形状です。
モザイクご了承ください。
仕上げはリューターに綿棒+コンパウンド。
そして、WAKOSフッ素オイル105を塗布。
やっぱりこのオイルは秀逸!
仕上げたバレルに②のパッキンを組みました。
矢印の箇所にたらふくシールテープを巻かないと、初速30mとかワケワカラナイことになります。
最初は、何故30mなのか意味不明で悩みました。
個人的にはProwinチャンバーを愛用しています。
しかし、ポン付けでは満足いきません。
上からテンションかけるレバーのクリアランスがあまいのが欠点です。
そこで0.08mmのアルミテープを左右両方に瞬接で固定します。
こんな感じ。
そして、バレルセットを組み上げます。
ここで問題は、バレルを固定するパーツの溝とバレルの溝のサイズが合っていませんので、プラパーツを加工する必要があることです。
ノギスで計りながら、少しずつリューターで削ります。
組み上げてノズル側から覗いた画像です。
Prowinチャンバー自体は、大きな加工はしていません。
Ω型のパーツは右左があるかもです。
覗きながら、調整する必要があります。
初速最高時が94m/s±0.3mです。
ホント、初速のブレが少ないのに感動しました。
外で試射したらきれいな弾道でした。
クレイジージェットバレルの効果か、かなり静かでした。
もう少し、セッティング詰めて、バリバリ使いたいと思います。
結論
Mapleleaf クレイジージェットバレル
Mapleleaf ハイブリッドホップアップパッキン
Prowin アルミチャンバー
このセット、かなりいい感じです(o^^o)
2016年10月16日
MapleLeaf CrazyJetバレル&ハイブリッドチャンバー
Mapleleafクレイジージェットバレル+ハイブリッドチャンバー+プロウインチャンバー
組み上がりました~!
想像以上のグルーピングと飛距離!
詳細なレポートは後ほどアップします!
2016年10月15日
MapleLeaf CrazyJetバレル&ケミカルコーティング
メイプルリーフ製 クレイジージェットバレルです。
完璧に人柱(・ω・)
あとから組み付ける別パーツで電動ガンにインストールする予定。
VSRやGBBにはポン付け可能です。
最大の特徴として銃口出口に、エアーを逃がすブローオフ機構があります。
ただ、BB弾が通過するスピードと、エアーが抜けるまでの時間を考えると、妄想の産物かな?とは購入前から思っていましたが、何にせよ試してみなければ分からない故に人柱
先端にはご丁寧に刻印まで。
内径はΦ6.04mmというタイトバレルの類です。
個人的にはタイトバレルはあまり使わないのですが。
ホップ切り欠きの部分です。
まぁ形状はいいんじゃないかな。
実際に使う場合は、もう少し手を加えるつもりです。
最大のセールスポイントである銃口出口。
効果を発揮するにはいくつかの条件が揃わないとダメと予想。
矢印がエアーのブローオフ入口。
先端の二重構造の箇所から吹き抜けます。
けど、このバレル、内部のツールマークが結構目立ちます。
旋盤使って、小一時間ほど内部研磨必須ですな。
数カ所、腐食?っぽいところも見受けられるので。
品質管理の問題かな。
法春は研磨したあとのケミカルコーティングとして「WAKOS フッ素オイル105」を使っています。
高価ということが最大のネック
除去については少々厄介なところもありますが。
○このケミカルの特徴として
1.ほとんどの樹脂やゴムを侵さない。
2.高温高荷重など過酷な条件での潤滑性が格段に優れている。(車の室内条件をクリア)
3.耐熱性・耐酸化性に優れる(使用可能温度-40度〜+350度)
4.撥水性(水をはじく)のみならず、撥油性(油をはじく)も有している。汚れ防止に効果大。
5.電気をとおさない。漏電や迷走電流を抑制します。
6.耐薬品性に優れる。強酸・強アルカリ性にも侵されにくい。
7.不燃性である。火花や電気に対しての安全性が高い。
8.無色・無臭で人体への影響が少ない。
9.本革シートに塗っても殆どテカリを発生させない。(すべらない)
特定条件下ではいいコーティング剤です。
特に「撥油性」というのがポイント。
シリンダーからグリス系が飛んできても、簡単にクリーニングできるのです。
ただ、このケミカルを除去するときは専用の薬剤を使うか、再度ポリッシュ
真鍮バレルって、バイオ弾使っているとワックス付着するし、内部は案外錆びます。
定期的なクリーニングとケアは必要かと(o^^o)
2016年10月15日
折れたファストン端子修理するンゴォ!
G&P M140モーターの端子が折れたので、早速修理。
ファストン端子を止めて、丸い端子を使う方法も検討したけど、汎用性のことを考えて却下。
生け贄はコイツだ!
♂のファストン端子。
先っちょだけ! お願い。ホント先っちょだけ(笑)という、どこかのAVみたいなセリフを吐きながら、先端部分のみ拝借。
先っちょだけのファストン端子にピンバイスとリューターを駆使して穴あけ。
これがなかなか大変。
上の金具はモーターの金具。
モーターの黒いシャフトの箇所に、穴あけたファストン端子を入れて。
こんな感じ
そして金具を戻して、ねじ込む。
ブラシスプリングを組み込んで、修理完了。
マルイ純正のEG1000とかは、この修理はできません。
シャフトがネジじゃないので。
サードパーティー製モーターだからできる技ですので御注意を。
予告
次回のカスタムはコイツ!
さて、どうなることやら。
サービス サービスゥ~♪
2016年10月13日
Maple Leaf Hybrid Hopup チャンバー
(それぞれの画像はサイトより参照)
Maple Leaf Hybrid Hopup チャンバー
最近はいろいろなものが「ハイブリッド」化しています。
電動ガンのホップチャンバーにも、このハイブリッドの波が。
何がハイブリッドなのか分かりませんが(笑)
どうもVSRやGBB系のバレルを電動ガンに使う仕様です。
ローディング位置の隙間の問題を解消するという謳い文句らしいのですが、この手の類は実際に使ってみないと分かりません。
ということで、人柱ケッテー!
流速仕様の銃で、いくつかの実験を兼ねてテストしてみます。
予想では、そこまで劇的な変化はないと。