クリプトビオシス

豚小屋フィールドのオーナーであるT氏。
「最近、VSRの初速が落ちて…(´･ω･`)」という御相談を受けて、ノーマルパーツベースでいろいろ調整しました。

まずはシリンダーヘッド。

軽くテーパーかけます。
ここでやりすぎると圧縮比を下げることになるので、できるだけ最小限の加工にします。





ノズル先端もチョコっと加工





シリンダーとピストンはクリーニング、グリスアップ。
Oリングはフッ素含有のものに変更。

ピストンはオーナーのリクエストで0.28g仕様ということで、重量増しとかさ上げ。

シリンダーを固定するぶれ止めのリングもセンターが出るように微調整。
スコープマウント周辺も水平出しと再セッティング。
フレームのセンター出しを丁寧に行いました。





これらの加工で初速90m→約95ｍに。（0.2g使用時）





0.28g仕様ということで、バレルのポップ窓をフライス盤で加工。
アルミバレルでしかできないマル秘加工も加えて、できるだけイレギュラーな弾道が出ないようにしました。

ポップの押しゴムも変形していたので、特殊な加工＋素材のワンオフものに交換。

バレルのぶれ止めも位置を再セッティング。

バレル、チャンバー周りの気密を取って、丁寧に組み上げて無事にチューニング終了。

40mでのグルーピングを重視しながら、有効飛距離を50mまで延ばしました。

ここまでやって気付いたこと。
「この銃でオレ撃たれるんじゃね？(´･ω･`)」