2016年02月11日
法春式軸受け固定法(なんちゃって)
仕事が忙しいことに加え、プライマリーのエアーガンであるディアブロが壊れていて、全くモチベーションが上がらない法春です
少し気分的な凹みも回復してきたので、改修作業に取りかかりました。
(ようやくかよ…(´・ω・`))
この状態の軸受け破損に加え、このCA製メカボの精度の悪さ、ネジ山の破損などに嫌気がさしてきたことと、ディアブロのセッティングが決まって、パーツの入れ替えなどをほとんどしなくてよくなったことから、メカボを新調する事にしました。
そこで本格的に軸受けを固定することに。
というのも、あくまでも個人的見解なのですが、精度に不安があるメカボでセッティング出している途中の状態においては、軸受けを固定しないほうがよいと思っているからです。
これが他の人から依頼されたカスタムである場合は、躊躇することなく軸受けを固定します。
メカボの軸受けフランジを受ける溝の精度や軸間精度など、案外ユルユルというか…(´・ω・`)
これは組み上げる際の不安要素だと思います。
特にメカボの左右の軸受け位置精度。
通し穴で加工してあるRETROARMS製などは問題ないですが、マルイ純正を含め、その多くのメカボックスは、"芯が出ていない"状態ではないでしょうか。
そこまで神経質になる必要はないと一蹴するチューナーもいるでしょう。
しかし、個人的にはこだわっていきたい箇所なのです。
そこで、左右のメカボックスの軸受け固定において、きちんと"芯"が出て、なおかつ流速チューニングで用いるハイレートスプリングの荷重にも耐えうるための固定方法として、私がやっているのが「法春式軸受け固定法」です。(もう誰かがやっているとは思いますが、そのときはスンマヘン。)
基本的を考え方としては、①左右のメカボックスに入れる軸受けをシャフトに通した状態で固定する。②メカボックスの内側からスプリングやゴムなどでテンションをかけて固定する。③衝撃や荷重に耐えうるエポキシ系の接着剤を使う。の3点です。
Φ3mmのシャフトに、使用する軸受けと同じ大きさの不要な軸受けが両端になるように、幅14mmの治具を3つ作ります。いろいろな過去のテストからスプリング式よりもゴム式がよいことが分かっていますので、ゴムワッシャーやOリングでテンションをかけるようにしています。
今回は1つのシャフトが不具合起こしていたので、短いシャフトを後から使いました。(セクターギアの箇所)
使用するエポキシ系接着剤です。よく練り合わせます。作業時間を考慮し、速乾性は使っていません。(デブコン使っています。)
左右のメカボックスの軸穴に、少量のエポキシ系接着剤を塗布し、ベアリング軸受けを軽く押し込みます。
その後、治具をベアリングに差し込み、反対側のベアリング軸受けを治具へ入れ、メカボックスをかぶせて、メカボックスのネジを締め上げます。
これにより、ゴムのテンションで内側からベアリング軸受けが押さえつけられ、なおかつ、シャフトにより芯が通った固定となるわけです。
注意点としては、接着剤の量を塗りすぎないということ。エポキシ系接着剤の硬化時間を確認し、じっと待つということ。シャフトを手で回して回転を確認するということです。
接着剤が完全に硬化してから、メカボックスを組み上げます。
以上、法春式軸受け固定法でした。
(゚◇゚ )ノシ マタネ~♪
この記事へのコメント
これって必要最低限の加工ですよね。
ところがカスタムショップでも殆ど
やってません。
読者の人にとって非常に良い記事だと
思います。
3mmのシャフトはラジコン屋で
入手できますしね。
自分はメカボックスを閉じて貫通加工して
からベアリングのフランジ部のざぐり加工を
しています。
軸受けのトラブルは皆無です。
フライス盤が要るので一般的では
ありませんが
ところがカスタムショップでも殆ど
やってません。
読者の人にとって非常に良い記事だと
思います。
3mmのシャフトはラジコン屋で
入手できますしね。
自分はメカボックスを閉じて貫通加工して
からベアリングのフランジ部のざぐり加工を
しています。
軸受けのトラブルは皆無です。
フライス盤が要るので一般的では
ありませんが
Posted by KIM at 2016年02月12日 00:13
>KIMさん
コメントありがとうございます
おっしゃられるように案外、同軸を取るというのは、これまで記事やソースとして見かけなかったと思います。
個人的にはセッティングが決まった場合は必要最低限の加工と思っています。
マルイ純正メカボックスの場合、耐久性とサイクルにおいて、効果が出やすかったです。
まぁ、カスタムショップはやってて公開していないのか、時間がかかるからやっていないのか…(´・ω・`)
多分、後者でしょうね。
私の場合、3mmのシャフトはDIYショップで買いました。ただ、サビたらアウトなので保管には神経質になっています。
私もフライス盤を持っていますが、どうしても軸ズレが大きい時に貫通→ザグリ作業入れます。下手くそなのでザグリの深さ管理がバラつきやすくて、ビビっています(笑)
エポキシがある程度硬化したら、メカボックスの外側から軸受け周りにエポキシ盛り付けしてノイズ対策やることもあります
コメントありがとうございます
おっしゃられるように案外、同軸を取るというのは、これまで記事やソースとして見かけなかったと思います。
個人的にはセッティングが決まった場合は必要最低限の加工と思っています。
マルイ純正メカボックスの場合、耐久性とサイクルにおいて、効果が出やすかったです。
まぁ、カスタムショップはやってて公開していないのか、時間がかかるからやっていないのか…(´・ω・`)
多分、後者でしょうね。
私の場合、3mmのシャフトはDIYショップで買いました。ただ、サビたらアウトなので保管には神経質になっています。
私もフライス盤を持っていますが、どうしても軸ズレが大きい時に貫通→ザグリ作業入れます。下手くそなのでザグリの深さ管理がバラつきやすくて、ビビっています(笑)
エポキシがある程度硬化したら、メカボックスの外側から軸受け周りにエポキシ盛り付けしてノイズ対策やることもあります
Posted by 法春(ほうしゅん) at 2016年02月12日 21:43
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