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Posted by ミリタリーブログ at

2017年08月14日

コヨーテ クリスベクター KRISS VECTOR chapter16



本家イカ本舗のクリスベクターが無事(?)販売されましたね。
早速、ゲームで使ったり分解されたりカスタマイズされたりと面々楽しまれているようです。

こちらの依頼品であるコヨーテ クリスベクターもカスタマイズ後半に差し掛かりました。

今回は命中精度の肝であるチャンバーのカスタムを記事にしてみます。

オーナーさんの求める集弾性を考えたときに、チャンバーパッキンの選択は大きなポイントでした。
今回選んだのは↓

メイプルリーフのチャンバーパッキンです。
私の中では実績があるパーツです。
少しホップのかかりかたというか調整範囲がピーキーなところが難点ですが、カスタムに慣れている方にはオススメです。



インナーバレルに装着し、覗きながら油性ペンでホップゴム部の形状を確認します。



プラスチックチャンバーに装着したところです。
今回の目的である「近距離での集弾性」を実現する為には、押しゴムは必須だと思います。
しかし、コヨーテ クリスベクターにはそれが無い「直押し」ホップなのです。


そこで押しゴムを増設しました。
まず、フライス盤でホップ部の切り込みを拡大します。

このように幅5mmほどに拡大しました。



次にマルイ純正の押しゴムを2個用意して真鍮線でこのようなパーツを作りました。
2つを縦に配置することで柔軟性を出しました。


プラスチックチャンバーにはこのような配置になります。



真鍮線が収まるスリットをフライス盤で切削して。


このように収めました。
真鍮線の部分はアルミテープで塞ぎます。



軽く押して覗くとこのような感じでホップ部が降りてきています。



さて、一番の悩みどころであるホップ調整ダイヤルです。
押しゴムを増設したことで、このままでしたら鬼ホップ確実です。
ロータリー外周を丁寧に削り落としました。
クリックピンの部分にも少し食い込んでいます。

ホップの調整幅や振動時の緩み防止のために、ホップ調整パーツのシャフトにOリングの緩み止めを増設しました。


右の段が緩み止めリングです。




全体を組み上げた様子です。
これで0.2gから幅広い重量のBB弾を使うことができるハズです。


ホップ・チャンバー付近のカスタムは以上です。

次回はギア・モーター周りです。